ナン、神様と取引をする (イングルサイドのアン 第26章)
 
(澄さんイラリク交換企画/イングルサイドのアン・虹の谷のアン)


以前から「虹の谷のアン」「イングルサイドのアン」のイラストを描かれている澄さんに、イラリク交流企画としていただいた作品です!
今回はなんと19世紀末頃の小物や調度品まで調べて描いてくださいました〜ありがとうございます!

「難行苦行に挑戦すれば、神様は願いをかなえてくれる」ナンはいつしか神様について、ふしぎな勘違いしてしまいました。

「まあ、奥さん、どうしてナンは毎日2回、
床を歩かずに居間をまわらなくてはならいんでしょうかね」

「床を歩かないでですって?どうしてそんなことができるの、スーザン?」

「家具から家具へと飛ぶのですよ。炉囲いもその中にはいりますがね。
そこから昨日足をすべらしてまっさかさまに石炭入れの中へ落っこちましたよ。
奥さん、ナンに虫薬をやる必要があるとは思いませんかね?」



この背景の描き込み!暖炉から置時計、そしてよく見るとアンギルの写真まで!

実は、「ナンが石炭入れに落ちるのを見て慌てるスーザン」も描かれていたらいいなあと思っていたので、スーザンも描かれていてうれしいです〜♪
ナンのポーズも躍動感があってすごいです!宙に舞う石炭入れ、広げた手足、舞うスカートから見えるドロワも♪etcそして表情がすごく痛そうです…。
本当に素晴らしいイラスト、ありがとうございます!

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